英語学習の落とし穴!これを間違うと絶対に英語は習得できない
「これまでいろんな学習法を試してきたが、どれも上手くいなかった」
「自分には英語習得できる気がしない」
このような思いで英語で向き合っている方は決して少なくないだろう。
自分もまさに同じように悩んでいた。
しかし、気が付いた。
そもそも目的と目標が全く明確でなかった、と。
そう、英語学習に躓く落とし穴は、目的と目標を明確にしないまま「英語ができるようになりたい」と漫然と取り組むことだ。
自分はここを明確にしてそれに向けて最短のアプローチを取った。そして、自分が必要だと考えるレベルまで習得することができた。
ここでは「目的」と「目標」の違いから、それを自分の中で明確にする考え方を示したい。
何のために英語学ぶのか?
「あなたは英語を何を使おうとしているのか?」
これの答えがあなたの「英語習得の目的」である。そして、あなたの英語学習の成否はこれが明確になっているからどうかで決まる。
「英語はツールである」
使い古された言葉だが、これ、本当にその通り。
英語はツールであって、何かを行うために使うものだということを理解することが大事だ。
どのレベルが必要?
では、あなたが仕事のために英語を使うから、英語を習得する必要があるとする。
次の質問は「あなたはどのレベルの英語が必要なのか?」
これの答えがあなたの「英語習得の目標」である。
もしかしたら「ネイティブ相手に仕事ができるレベルの英語が必要」という答えが返ってくるかもしれない。
ここでよく考えてほしい。
ネイティブ相手に仕事ができるレベルって何?
例えば、あなたがメールで海外とやり取りすることがあるということであれば、リーディングとライティングのスキルがある程度あれば、ネイティブ相手に仕事ができると言えるだろう。
例えば、あなたが海外出張や駐在をして、ネイティブと厳しい交渉を一人で毎日のように行われなければならないのであれば、ネイティブと議論できるレベルのリスニングとスピーキングのスキルが要求されるだろう。
このように、この必要なレベルというのは千差万別であり、ここも十分に押さえておくべきポイントである。
ビジネスか?留学か?カジュアルか?
目的と目標の違いが分かった後は、それをどう明確にするかだ。
シンプルな整理として、まずはビジネスで使うのか?留学か?カジュアル(旅行など)か?で分けて考える。
なぜなら、それぞれで必要となる英語が全く異なるからだ。
そして次に、どのレベルを目指すのか。
自分の場合は、海外駐在の決定が英語習得の本格的な契機となり、次のように整理した。
- 目的(何に使う?):ビジネス
- 目標(どのレベル?):海外駐在で仕事がなんとかこなせるレベル
目標、曖昧じゃないか?と思った方も多いと思う。
その通りでこれだとまだ曖昧で、さらに掘り下げる必要はある。
ただ、まず大きな捉え方として「バリバリ」を目指すのか、「ギリギリ」でよいと考えるのか、そこをはっきりさせるのが良いと思う。
自分が考える海外駐在に必要な英語力については、別の記事を参考にしてほしい。
もしあなたの目的と目標が自分と近いようであれば、この記事も参考になると思う。
まとめ
「あなたは英語を何を使おうとしているのか?」(目的)
「あなたはどのレベルの英語が必要なのか?」(目標)
是非この二つの質問に答えて、落とし穴にはまらず最短のアプローチで学習をしてほしい。
実際、自分はけっこう遠回りしました。英会話教室になんとなく通ったり、Netflixで映画見ながら学習や!と取り組んだりしたこともありました。無駄とまでは言わないけれど、明らかに身にはつかず、最短のアプローチではなかったです。