英語崖っぷちサラリーマンが海外駐在で必要な英語力を手に入れた方法

ずっと英語勉強しているのに、英会話教室必死に通ったのに、Youtubeの英語学習チャンネルいっぱい観たのに、全然英語話せない。。。

苦労が全然報われない。もう英語嫌。
自分は海外駐在に行く前まで、英語に触れる度にそう感じていた。
そんな自分の英語人生を変えたのは英語コーチングだった。
英語コーチングを受けて人生で初めて「英語が話せる」と自信を持つことができた。
決して安くないお金がかかるため、躊躇されている方も多いかもしれない。
だが、自分にとってはお金を払う価値が十二分にあった。
自分が実際に受講(または無料カウンセリング)を受けたコーチングを経験談交え、紹介したい。
- 英語学習を何度も挫折した方
- 海外出張や駐在が決まって、一気に英語力を上げたい方
- 英語コーチングが本当に価値があるのか知りたい方
英語(英会話)コーチングって何?
一言でいうと、専属のコーチが自分の目標・レベルに応じた英語修得を徹底的にサポートしてくれる英語学習法。

いわゆる英会話スクールとは何が違うのか?
一般的な英会話スクールと異なり、英語コーチングは自習がメイン、あるいは英会話レッスンなどのプログラムも含むが自習量がとにかく多い。
そして、基本的にコーチングスクールの費用は高い。
1か月で少なくとも数万円、あるいは10万円以上かかる(最近はもっと安価なスクールも存在はするらしいが)。
自習にそんな大金を払う意味あるのか?と誰しもが思う。
しかし、自分の結論はそれだけの価値を提供してくれる学習法と結論付ける。
なぜなら、目的地まで最短だから。

あなたは英語学習の負のループを知っているだろうか。
英語使わなければならない場面に遭遇(海外との会議など) → 話せなくて辛い → 英会話スクールや参考書で頑張る → たいして伸びない → 続かない → 結局話せないまま → 英語使う場面が本当にストレス → 英語嫌、もう無理。。。
しかも、少なくないお金と時間を費やした結果がそれである。
そんな負のループから抜け出して、ものの数か月で自分が必要とする英語力を手に入れられるならば、数十万円かかったとしても振り返ればむしろ安いと感じると思う。
自分はコーチングが終わった時そう感じたし、今でもそう思っている。だからこのブログを書いている。
無料カウンセリング
世の中には英語コーチングは星の数ほどはないが、それなりに沢山ある(特に近年、自分が受けた数年前よりも新規業者の参入も増えている)。
自分はとにかく「無料」ならと思って、複数の会社の無料カウンセリングを受けた。

以下はあくまで一例。だいたいどこも無料なので、とりあえず受けてみて相性を確かめてみるのがよい。

結局どれを選んだか
自分は最終的にOne month programを受けた。理由は以下だ。
- 1か月という期間がちょうど良かったから
- 母体が通訳会社のトレーニングということで信頼できそうだったから
駐在が決まり、時間が残り2か月くらいしかなかった。
この時点では、ほとんど満足に英語を話せない。ここから「ビジネス英会話がなんとかなる」レベルまで伸ばさねばならない。
駐在前はめちゃくちゃ忙しい。そんな中、2か月フルでコーチングを受けることは時間的に不可能だった。

1か月でやるしかない。
ということで、1カ月間でのコーチングをウリにしているこのプログラムを選択したわけだ。
良かった! けど、、、

で、結果は?
結論を言えば、これで会話がかろうじてなんとかなる最低限のレベルに到達することができた。

すごい!たった1カ月で!
しかし、現実はそれほどに甘くはない。
「会話がかろうじてなんとかなる最低限のレベル」とはつまり、
相手の言っていることのポイントはある程度わかって、たどたどしいけどなんとか言いたいことは伝えられるレベル
であって、最終的にはなんとかなるとは言っても、
常に会話についていくのに必死で、とにかくフラストレーションが(相手も自分も)溜まるし、仕事の場面でも何度も聞き返したり、うまく言えなくて誤解されそうになったりするのを身振り手振りも駆使して訂正して乗り切ることができるレベル
が実態であった。

まとめると、海外で仕事をなんとかこなすスタートラインには立てたけど、手放しに喜べる状態ではなかったということだね。
結局コーチングはおすすめなのか?

駐在後に苦労したみたいだけど、結局コーチングは意味なかったの?
正直言えば、自分が求める英語力を考えると1カ月のプログラムでは不十分ではあった。
しかし、全く英語が聞けない、話せない、、、という恐ろしい状況から、上記のレベルに到達できたと考えると、コーチングを受けて良かったと思っている。
プログラムの内容についても、今になって振り返れば、自習でカバーできることも多くある。
とはいえ、効果的な学習方法も分からなかった当時の自分が独学で一気にレベルを上げるのは無理だったと思う。
費用はかなり高かったが、コーチングの優位点 - ①効果的な学習方法の提示を受け、②コーチの監視の元(強制的に)実践し、③適切なフィードバックをもらうこと - これらは本当に英語をなんとかしたいと思っているなら、お金を出す価値はあると思う。
確かに1カ月で辿り着けたレベルは最低限ではあったが、コーチングを受けたことで人生で初めて「英語が話せる」と自信を持つことができた。
もし時間の猶予があるなら
英語学習は(しばしば筋トレと同じと例えられるように)量がものを言う。
確かに自分が受けたコーチングも良いプログラムだったと思う。自分は確実に英語力が伸びた。
しかし、さっきも書いたがさすがに1カ月間の学習では十分ではなかった。

駐在後にも物凄く努力した。
もしあなたが目標すると何か(それが海外出張や駐在であれ、定期的なオンライン会議であれ)に対して、明確な期日が決まっていなければ、例えば、トライズで1年間じっくりと取り組むのもありだと思う。
以下のバナーに記載の通り、英語が話せるための学習期間として「1年」を掲げている。
これはコーチング会社の中でも受講期間がかなり(もっとも?)長い部類に属すると思う。
当然、費用は受講期間に比例して高くなる。
そしてモチベーションが続くのかという懸念もある。

はっきり言って長いのは長いなりのデメリットはある。
しかし、それだけやればかなりのレベルに到達できる可能性は高いだろう。

当時、自分も無料カウンセリングは受けたが、期間の点で受講は断念した(もちろん費用面もネックではある)。
ただ、今となれば、(自身が受けたOne Monthのプログラムとの真逆であることもあるが)、じっくりやってみたい気持ちがある。
もし興味があれば、一度無料カウンセリングを受けてみるのはいかがだろうか。
あくまで無料なので、カウンセリングしてみて合わなければ(あるいは費用がさすがに無理、と思ったら)本受講は見送ればよい。
(補足)
トライズばかりを推すわけではないが、トライズ社長(三木さん)が書いた英語学習本も”マインドセット”の面で非常に役に立ったので、ぜひ参考にしてみてほしい。

料金が高いと思ったら
コーチングは良さそうなことはわかった。
けど、高いと思ったら「自分で頑張る」という選択肢はある。

でも独学は続けるのが難しいんだよね。
恐らくだが、独学(あるいは英会話スクールなどの活用)で学習効果を感じられている方は、このブログを読んでいないのではないかと思う。
私のように英語の負のループにはまり、でもやらなければならない、という方が読んでくれているのだと思う。
その方々には、コーチングが費用面で難しい場合、以下を勧めたい。
これはシャドーイングバディといって、言わばシャドーイングに特化したコーチングであり、先ほど紹介したトライズが運営する別プログラムだ。
特長は、本格的なコーチングと比べて圧倒的に費用が安い。

※本記事執筆現在(2025年6月) ¥14,940/月(税抜)
英会話、つまり聞き取れて話せるようになるために自分が最も役立った英語学習を一つ挙げるならば、シャドーイングだ。
およそ本格的なコーチングプログラムには漏れなくシャドーイングは入っている。
自分が受けたOne Month Programもシャドーイングがメインの学習だったし、トライズを始め、自分が無料カウンセリングを受けて知っている限りのその他有名なコーチング会社のプログラムにも入っていた(注:人によっては学習目的などによって省かれる可能性もあるかもしれないが)。
ここでポイントとなるのは、添削があるかどうか。
シャドーイングも自分でやろうと思えばできる。
ただ、録音した音声を聴いてもらえて自分に合ったフィードバックをしてくれる、これがシャドーイングにおいて英語力の伸びを左右する要素だと自身の経験から思っている。

シャドーイングバディは添削はしてくれるのか?
もちろん、シャドーイングバディには添削サービスが含まれている。
それも人間のコンサルタントによる添削、フィードバックだ。
最近はAIで添削してくれるアプリなんかもあるらしいし、精度もそれなりに期待できるのかもしれないが、やはり人の耳で聴いてもらえて、生身のアドバイスをもらえるほうが効果的だと私は思う(これは個人の趣向にもよるが、私は実体験からそう思う)。
まとめ ~コーチングは英語挫折者の最後の希望~
駐在が決まり、いわば最後の希望として手を出した英語コーチング。

自分にとっては大正解だった。
お金を払う価値があるか、もちろんその結論は人それぞれだと思う。
ただ、間違いなく自分の英語力は伸びたので、これまで何をやっても上手くいかなかった方には、まずは無料カウンセリングを受けてみてほしい。
無料カウンセリングだけでも、おそらくレベルチェックと何が足りていなくて何をやればいいのかを教えてくれるはずなので、それだけでも価値がある。
そして、「自分に合った」コーチングを選ぶ材料になる。
いくらWebサイトで立派なことを書いていても、自分の目的や都合や感覚に合うかどうかは話を聞いてみないとわからない(あるいはコーチング自体が自分にとって費用に見合うものかどうかの判断もできる)。
「なんか違うな」と思ったら申し込まなければいいだけ。

遠慮する必要はまったくない。
コーチング会社は上記以外にも様々ある。
気になった会社については、一度無料カウンセリングを受けてみるのはいかがだろうか。